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「夏はコレに取り組もう・算数編」

2020.08.07

夏の取り組みでは、基礎を固めることを一番の目標にします。秋から過去問(実際の入試問題)の演習が始まると、基礎を復習する時間を見つけるのは、なかなか大変。夏の間に基礎を身につけるために「同じ問題を3回解く」という勉強方法をお勧めします。

①塾の授業で解く、

②すぐに復習する、

③少し時間を空けてから、もう1度復習する。

こうした流れがベストです。

今年は夏期講習の期間を短くしたり、授業(講義)を始める時間を夕方からにしたりするなど、例年とは異なるスケジュールを組む塾が目立ちます。ただし、受験生が忙しい日々を過ごすことに変わりはなく、3回の解き直しを実現するのは難しいかもしれません。そうした場合、解き直しは2回でも構いませんが、塾で教わったその日のうちに必ず復習してください。

算数は、難易度が高い問題に目が向きがちな科目(教科)といわれます。でも実際の入試では基礎的なレベルの出題が半分以上を占める中学が多く、そうした問題をしっかり解き切れば合格ラインに届きます。難易度が高い学校をめざす場合でも基礎の練習をおろそかにしないことが大事です。

夏の間にぜひ、取り組みたいことがあります。得意な単元や分野をつくることです。「この単元なら大丈夫」と思えるようになるまで練習を重ねれば自信につながり、算数の勉強に対するやる気も高まります。