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合格者インタビュー

飯島 顕一くん
進学校:慶應普通部 他の合格校:世田谷学園、那須海城

入試に出るレベルだけに絞り込んだ指導が導いた合格

 ―家庭教師をつけたのは、ちょうど約1年前の小6にあがる直前の2月でしたね。当時の成績を教えてください。
(父)成績は良くなかったですね。塾では真ん中あたりのクラスをうろうろ。国語は比較的よかったんですが、お願いした算数と理科が足を引っ張っていました。
(母)5年生の冬休みに力試しで受けた他塾の模試は、偏差値55でした。

―家庭教師をつけたきっかけは?
(父)家庭教師はもともと6年生になったらつけようと思っていました。塾は総合的なことはやってはくれますが、個々の志望校対策まで期待するのは無理だろうと思っていましたし。

―顕一君は家庭教師、と聞いたとき、どう思った?
(顕一くん)最初はちょっと嫌だな、って思いました。それまでも塾の宿題が多くてそれで精一杯でしたし、これ以上勉強が増えるとどうなっちゃうんだろう、と。でもどうしても嫌だったら1ヶ月でやめてもいい、って父が言うので。

―体験授業の後、どんな感想を持ちましたか?
(顕一くん)緊張して結構、普段解ける問題も解けなかったりしたんですけど、ちっとも怒られなくて安心しました。教え方もすごく分かりやすかったし、確か比の文章題だったんですけど、一通りだけでなくて何通りも解き方を説明してくれてびっくりしました。
(父)一番印象的だったのは、久保先生の「大切なことは『何をやるか』ではなく『何をやらないか』です。塾はとにかくいろいろ課題宿題を与えますがそれを全部こなそうとしても消化不良になるだけです。肝心なのは必要なことだけをやる、ということです」という言葉でした。それまで「何かをやらない、削る」という発想は私たちにはなくて、それを聞いて、さすがプロだな、と思いました。
(母)私は技術的なことはよく分からないのですが、子どもとの相性が一番気になりましたが、体験授業を受ける前はけっこう渋っていた子が「面白かったよ」というので大丈夫かな、と。

―週1回2時間の指導でしたね。基本形は塾のフォローでしたか?
(顕一くん)はい、その週の勉強で分からないものに印をつけて、それを先生に尋ねました。でも半分くらいは「これは必要ないからやらない」って。
(父)私も途中不安になって、先生にお聞きしたんです。すると、子どもの通う塾の教材は、難度に応じてAからEまで5段階に問題が分かれているんですが、先生が「難しいD・Eを説明するのは時間がもったいない上に、入試でも出ません。」と断言されるんですね。専門家がそう言うなら、とお任せしました。
(母)実は、それまでは主人が子どもの分からない問題を日曜日に教えていたんです。ただ、それは一方的に主人が説明するだけで、今にして思えばこの子はさっぱり分かってなかったんだと思います。
(父)一度私の仕事が休みの日に先生にお越しいただいて、私がどのようなフォローをすれば良いかを相談させていただきました。あれもよかったと思います。

―クラスや成績の推移はどうでしたか。
(母)一度、クラス分け試験で国語と社会がすごくよくて、α(アルファ)という、一番難度の高いクラスに上がったことがあったんです。ところがこの子が先生と相談して「αには行かない」って。親は驚きましたが、まあ本人とプロの先生が言うんだからいいだろう、と思いまして。

―それはずいぶん思い切りましたね。顕一君は本当にそれでよかったの?
(顕一くん)正直言えば友達にちょっと自慢したい気持ちもあったんだけど、先生に「普通部に受かるのとどっちが大切なんだい?」って言われて。

―直前期は志望校対策でしたか。
(顕一くん)そんなに過去問ばっかり、という感じでも無かったです。やっぱり今までどおり、過去問を解いて、解説を読んでも分からなかったことを尋ねて、という感じでした。あとは先生の作ってきてくれたプリント中心でした。
(父)終始一貫して、子どもの質問に答えるのは全体の時間の1/3程度に抑えられていたようですね。不要な問題の解説に時間を取られるのをとにかく避けられていた印象でした。それよりも手作りのプリントで鍛えてくれた、という感じで。

―お父様の二人三脚も最後まで。
(父)ええ、本人はありがた迷惑だったかもしれませんけど。夏休み以降は先生の用意したプリントで間違った問題を日曜日にやる、というスタイルでした。
(母)たびたび主人が電話で「この問題はこうやって教えてはだめですか」と先生にお尋ねしていました。先生もよく嫌がらずに対応してくださったと思います。

―合格の瞬間はどんな気持ちでしたか?
(顕一くん)もちろん、すっごく嬉しかったです。4年生から塾に通って全然遊べなかったから。これで何でも好きなことができる、と思いました。でも、これで勉強が終わっちゃうのが少し寂しいな、とも思いました。
(母)主人に、「勉強のゴールじゃなくて、今からがスタートなんだぞ」って言われてましたが、緊張感のある受験勉強が終わってしまうのが、ちょっと寂しかったみたいですね。
(父)発表のあと、先生にお礼を申し上げたんですが「何よりも本人とご家族の努力ですよ」とおっしゃってくださって、そのときに一緒に子どもと頑張ったことが浮かびましてね、ちょっと胸が詰まるものがありました。

―最後に1年間を振り返っていただけますか。
(父)あのとき、家庭教師をお願いして本当によかったと思います。多分、あのままだと、親のプレッシャーで子どもは参ってしまったと思います。
(母)学生さんとは当然のことながら全然違うんだな、と思いました。技術的な部分もそうでしょうけど、子どもの支えになるとか、親に対しての助言とか。そういう意味でプロの先生に来ていただいて大正解でした。
(顕一くん)たまにたるんでると叱られましたけど、普段はやさしい先生でした。将来、慶応大学に進んだら、絶対自分も家庭教師をしたいと思っています。

 

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