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川村 理子(かわむら りこ)さん

〈依頼までの状況〉
 

日本女子大付属と東洋英和を目指す理子さんのお母様からのお問い合わせがあったのは10月上旬でした。大手塾に通っている理子さんですが、5年時までは60を越えていた偏差値が7月の合不合予備で50台半ばに落ち込み、9月はさらに52にダウンしてしまいました。通う塾は宿題の量が多いことで有名ですが、理子さんはその塾の宿題に追われる毎日で、ふだん12時近くまで起きて宿題をこなしているとのこと。

土日も終日塾の講座や週例テストがあり、「やらなければならないことが多くて追いつかない」という状態でした。  

お母様からは「塾をやめて家庭教師の指導だけで受験ができますか」と聞かれました。それがかなうなら塾をやめ家庭教師の指導で受験を目指したい、という意向でした。当会は算数・理科を担当する太田講師、国語・社会を担当する山口講師の二人を人選し、指導がスタートしました。

〈本人とお母様にお話を聞きました〉

―いかがですか、退塾した後は。大幅に生活リズムも変わったと思うのですが。


(母)
なにしろ、本人の体調・精神面の状態が良くなりました。塾に通っていたときは体調も優れず、風邪の治りが悪かったり、頭痛がしたり。また精神的にも常に追い込まれていて不安感でいっぱいという感じでした。それが家庭教師の先生の指導に変わってからは見違えるほど生き生きとしています。その変わりようは予想以上で、正直驚きました。

 (本人)
今は自分がやりたい勉強をきちんとできるので、すごく気持ちが楽です。ご飯もたくさん食べられるようになりました。

 (母)
そうなんです。食欲が戻ってきたのは母親としてとてもうれしいですね。

―塾を辞める前に心配していらしたのが家庭での学習計画でした。

 (母)
以前は塾の宿題をこなせばよかったので、楽といえば楽でした。それがすべて自由な時間になったとき、きちんとできるかという心配がありました。塾の父母会でも「一番やってはいけないのは塾を辞めることです。小学6年生が一人で勉強などできません」と言われてどうしても踏み切れなかったのです。

―そのご心配は良く分かったので、当会も学習計画を作ることのできる技量のある講師を人選しました。


(母)
私の心配は取り越し苦労でした。両先生が、かなり細かい学習計画を作ってくださって、私たちはそれに従うだけです。この子の弱いところに絞った学習計画になっているので効果も全く違うはずです。

(本人)
算数と国語は、先生たちが問題集のページや問題番号の横にやる日付を書き込んでくれます。理社はまだ暗記が抜けているところがあるので、「メモリーチェック」を毎日2ページずつ進めるように言われました。

―成績の変化はありましたか。

 (母)
先日、合不合判定テストがありました。急に得点が跳ね上がるわけではないのですが本人は手応えを感じているようです。

(本人)
「しっかり落ち着いて解こう」「解き終わったら一問ずつ見直してから次の問題にいこう」と先生たちから言われたことを思い出しながら解きました。今までは気持ちがすごい焦っていて、そのためにつまらないミスもたくさんしていたんですけど、今回はそういう間違いはしませんでした。

―今後の伸びが楽しみですね。


(母)
ずいぶん回り道をしてしまいました。もう少し早く決断をしていればこの子にもつらい思いをさせないで済んだのに、と、悔いはあります。でもお二人の先生、とても明るい方なので、親子ともども前向きの気持ちになっています。

 (本人)
授業のない日も電話をくれたりしてすごくやる気が出ています。先生たちのためにもがんばって志望校に合格したいです。

〈太田講師からのコメント〉
 

理子さんは手を抜かずに決められたことをやり通すことができる頑張り屋さんです。塾の宿題は一週間分合計するとすごい量になってしまって「全部やらないと塾にいけない」とまで思いつめていた理子さんにはかわいそうでした。  算数は今までの学習が表面的な理解に留まってしまっていて、根本の理屈が分からないまま公式に頼っているところがありました。これでは6年生になって成績が下降線だったのもうなずけます。でも生来の努力家です。私たちとの相性もいいようなので、これから3ヶ月強、追い込んでぜひ合格させてあげたいですね。
 
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