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 中学受験生の指導には豊富な経験と確かな力量が求められます。小学生の考え方で分かりやすく解説できる指導技術、塾の指導内容にきちんと合わせた学習計画、志望校対策や教材の取捨選択。これらにきちんと対応できる人物こそが、私たちの言う「中学受験専門家庭教師」です。ほんの一部ではありますが、ここに当会の中学受験専門教師をご紹介します。


横林 芳雄(よこばやし よしお)
担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)
大学卒業後、中学受験最大手塾の講師として12年間経験を積む。現在は麻布個人指導会で活躍中。強い責任感と豊富な指導経験で培われた指導力で、確実に担当生徒の学力を伸ばす。担当生徒の第一志望合格率は当会講師の中でも屈指。

(最近の合格実績)
筑波大駒場・開成・麻布・駒場東邦・桜蔭・女子学院・豊島岡女子・聖光学院・慶応中等部・早稲田・早実・海城など。

― 横林先生は「生徒のやる気を引き出す先生」という評価がたくさん寄せられています。  

何といってもやる気への近道は「わかった!」という手応えを持たせることだと思っています。それがないとなかなかつらい勉強に立ち向かっていくことができません。やはり私たち家庭教師が一番にすべきは、生徒が一日も早く理解できるように学力を引っ張り上げることに尽きると思っています。また、場合によっては複雑な問題をできるだけ単純化して説明をし、「わかった」という手応えが得られるような工夫も凝らしています。

 ― 麻布を目指して頑張っているS君のお母様は、順調に伸びていると喜ばれていました。  

S君はセンスはいいのですが、指導し始めたころは問題の取り組み方がとても雑でずいぶん損をしていました。また条件を整理することが苦手で複雑な問題はすぐに諦めてしまう傾向がありました。担当して4ヶ月、そのあたりはだいぶ良くなりました。このままいけば十分麻布は突破できると見ています。 ― 生徒一人ひとりの性格や持ち味に合わせた指導という意味では群を抜いていると思います。  他の先生との比較は分かりませんが、何よりも気持ちよく勉強をしてもらうように気をつけています。例えば叱ることがマイナスになる子には頭ごなしに「ダメじゃないか」ではなくまずほめてから「ここを直すともっと良くなる」と言う、あるいは自信のもてない生徒には完全に解けなくても方針が合っているだけで多いにほめる、など。そうやって一人ひとりに合わせた指導をするのが家庭教師の最大の強みだと思っています。

 

大木 葉子 (おおき ようこ)
担当教科:四教科すべて

(講師プロフィール)
大手進学塾講師歴5年、家庭教師および個別指導塾歴16年の大ベテランで、かつ四科をすべてを難関校レベルまで指導できる全教科対応型の講師。その高い分析力と説明力は例外なく多くの家庭から高評価を得ている。

(最近の合格実績)
桜蔭・女子学院・豊島岡女子・鷗友学園女子・吉祥女子・青山学院・海城・芝・筑波大附属・お茶大附など。

― 先生は四教科指導できるマルチプレイヤーの先生です。各科目ごとの勉強法を教えてください。  

算数は過去問で間違った問題は何度もやり直し、最低、過去5年間分の志望校の過去問で間違った問題は完全に習得しておきたいものです。国語は記述の比重が年々大きくなっていますが、一人で勉強しづらいのも記述問題の特徴です。ご父母が解答例と照らし合わせて一字一句、その通りでないと×にしてしまうことは本人の意欲を奪いかねません。やはり最短の道は私たちのような専門家にご依頼いただくことでしょう。  理社は自己採点でつまずきを発見しやすい科目です。また間違えたところをすぐに復習でき、無駄がありません。過去問に限らず、これから模試や塾内テストが入試まで数多くありますが、「間違えた問題はすべて完璧に覚える」くらいの気構えであたって欲しいと思います。

― ご家庭では「お子さんのプライドを大切にして欲しい」と話されるそうですね。  

「プライド」というのは向上心の原動力だと思っています。「第一志望校を諦めさせたいので説得して欲しい」とお願いされることもありますが、本人がその学校を目指して頑張っているのにそれを大人の思惑で取り上げてしまうのはどうでしょうか。それよりもあくまでも第一志望を目指して欲しいと思います。「それでは第二志望さえ危ないのでは」という心配をお聞きしますが、私たちにお任せ戴けたら、第一志望対策もやりつつ、かつきちんと第二志望には受かるような力をつける指導もいたします。その点はご安心ください。

 

坂口 忠洋さかぐち ただひろ
担当教科:四教科すべて

(講師プロフィール)
進学塾専任講師として10年間勤務。教科指導はもちろん、学習計画作りや志望校選びなど総合的に家庭を支えられる講師。熱心な指導と「歳の離れたお兄さん」的な親しみやすさで担当生徒を第一志望合格に導いている。

(最近の合格実績)
早稲田実業・海城・筑波大付属・豊島岡女子・城北・本郷・立教池袋・青山学院・学習院・洗足学園・市川など。
 

  ―第一志望の海城に合格したK君は10月からの指導でした。  

M君は、塾の宿題に追われてそのために自分に必要な勉強が全然できてないことが大きな問題でした。「今は目標に向かって勉強内容を絞るべきです」とお話しし、私の具体的な指導方針を説明いたしました。ご家庭と私の信頼関係を築けたことが成功の大きな要因だと思っています。 ― 具体的にどのような指導を行ったのですか。  M君は初めて見る問題になるとおっかなびっくりで解いているのが気になりました。方針は合っているのに解いている途中でやめてしまったり。私は見たことのない問題に対処できる力をつけることを重視し、毎回の指導で入試問題集から問題を選び、できるだけ多くの問題に取り組むようにしました。いろいろな学校の入試問題を経験したことにより、多くのパターンの問題に対応できるようになりました。また、方針を立てた段階で「目のつけどころがいいぞ!」とほめるようにしたので、自信もついていったようですね。

 ― 今後、算数を勉強していく上で気をつけるべき点はなんでしょうか。  

どうしても本人任せの勉強では、嫌いで苦手な分野が放置されがちです。「やらなくては」と思ってはいるものの、ついつい後回しになってしまうようなケースですね。しかし苦手分野が解けるようになると、算数という教科そのものに対する思いもガラッと変わることがあります。それを考えればまだまだこれからです。

 

 

富永 恭子(とみなが きょうこ)
担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)
桜蔭中高出身という自身の経験を活かし、中学受験専門家庭教師として活躍中。担当生徒の学力を問わず成果の出せる、理系科目指導のエキスパート。

(最近の合格実績)
慶応中等部・慶応湘南藤沢・白百合・青山学院・鷗友学園・横浜雙葉・横浜共立・日本女子大附属・東洋英和など。

― 女子学院に合格したRさんは成功例でした。  

彼女は難関校に強いと言われるS塾に通っていたのですが、性急に答えを出そうとして雑になっていました。「どうして結論を急ぐの」ときくと「塾でJGはスピード勝負だと言われたから」と。でもそれだけではいけません。私は段階を踏んで解くように繰り返し指導しました。その結果、計算用紙の使い方が雑、途中式も省略→それが原因でミス→さらにまた慌てる、という悪循環も改善され、本番では実力を発揮することができました。もともと受かる力を持っていたお子さんだと思います。それを引き出すお手伝いができたとすればうれしいです。 ― また横浜雙葉に合格したYさんは自信がもてないのがお母様の悩みでした。  彼女は真面目すぎるお子さんで、自分自身に課していたハードルが高く、それに届かないと自信喪失して不機嫌になりがちでした。そこで「ここまでやれば大丈夫。たくさんの受験生を見てきた私が言うのだから自信を持って!」と言い切るようにしました。それが安心感につながったようです。

 ― 富永先生の場合、お母様の相談役になった、と感謝されることが多いですね。  

お母様からご相談を受ける場面は多いです。それだけ中学受験はお母様の負担が大きいということでしょう。お母様の不安やお悩みをお聞きするうちに、私も一体感を持たせていただけます。受験はストレスもありますが、最終的に本人にとってもお母様にとっても、実り多いよい受験となるよう願ってお母様方を応援しています。

 

神崎 啓史かんざき ひろし
担当教科:四教科すべて

(講師プロフィール)
桐朋中高から早稲田大学理工学部に進む。大学卒業後、大手中学受験専門塾に勤務。現在は専業家庭教師として活躍中。四教科すべてを御三家レベルまで指導できる貴重なオールラウンダー。

(最近の合格実績)
麻布・駒場東邦・武蔵・海城・早稲田・桜蔭・女子学院・雙葉・豊島岡女子・白百合・浦和明の星・城北・サレジオ学院など。


― 難関校受験生にお薦めの教材を教えてください。  


男子御三家や桜蔭などの高い応用力を必要とされる学校を目指す生徒は東京出版の「プラスワン問題集」「ステップアップ演習」をお勧めしています。これらの問題集では一題に費やす時間は例えば20分と制限時間を定め、その時間内で解けない場合は解答解説を読む、という決め事に沿って学習し、良問に数多く触れる。そのような多問多答の勉強法で難問に対する対応力を高めるのがよいでしょう。もちろん、何週間かたった段階でできなかった問題に再チャレンジすることが必須です。一度解いただけでは、類似した発想が必要な問題に当たってもうまく関連付けができないことも多いですから。 ― 昨年、雙葉と浦和明の星女子に受かったYさんのお母様からは「合格は神崎先生のお陰です」とおほめの言葉をいただきました。  彼女は国語が平均偏差値69とかなり良かったのですが、算数の成績は60弱、と今一歩でした。塾では最上位クラスだったのですが、算数のレベルが合っていなくて苦労をしていました。私が担当したのは9月からでしたが、雙葉と浦和明の星で出題されるレベルに絞り込んだ指導が功を奏したのだと思います。9月に初めて過去問を解いたときは3割も解けなくて青くなったそうですが、本番では8割取れた、という手応えだったようです。試験当日、自信がもてなくて困っていた彼女が「多分受かってると思う」と言い切ったのには成長を感じました。 

 

 


 

堀田正章(ほりたまさあき)
 担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)
大学卒業後、一般企業に勤めることなくすぐに受験指導に携わり、以来家庭教師・塾講師歴は25年になる。理知的で理論的な指導はとりわけ難関校受験の生徒に好評。穏やかな性格ながら高いプロ意識とスキルを持つベテラン講師。

(最近の合格実績)
 筑波大駒場・筑波大付属・開成・武蔵・駒場東邦・桜蔭・女子学院・豊島岡女子・桐朋・慶応中等部・早稲田・海城・城北など。

   

―進学塾に通いながら、そのフォローを望まれるご家庭が大半ですが、そのようなご依頼の場合、先生が心がけていることを教えてください。

二点あります。一つは、まず、きちんと塾の成績を伸ばしてあげることです。いきなり塾でやっていることから離れて指導をしてもうまくいきません。幸い、範囲のない総合テストと違って週例テストやカリキュラムテストは点を伸ばしてあげることは比較的たやすいので、まずそこでグン、と成績を上げてあげることですね。これはご父母と信頼関係を築く上でもとても大切で、成績も伸ばさないでいろいろこちらの希望だけを申し上げても難しいですね。  もう一点は、塾のやり方を批判したり、塾と違う教え方をしないこと。子供たちは信頼して塾に通っています。その彼らの心を乱すようなことは絶対に禁物ですね。

―少しずつ先生のカラーを出していくのが大切、とのことでした。
 
まずは信頼してもらうこと。そうすれば、自然に生徒のほうから「塾ではこういわれたんだけどもっといいやり方はないの?」と聞いてきます。そうなると「こういうやり方もあるんだよ」と言っても混乱を招かないですみます。その信頼を得るためには、繰り返しになりますが成績をあげること。それに尽きると思います。

―ご家庭に何かアドバイスをお願いします。

中学受験生は何と言ってもまだ小学生です。大人の尺度で見れば足りない所だらけかもしれません。でもそれをいちいち指摘するのは控えた方がいいと思います。言われ続けると子供も嫌になってしまいますからね。それよりも出来たことに目をむけ「よくやったね」と言うことが大切ではないでしょうか。

 

藤木泰生(ふじきやすお)
担当教科:国語・社会

(講師プロフィール)
大手塾での20年に渡る指導経験を生かして専門家庭教師として活躍中。感覚や雰囲気にとらわれない論理的な読解法は、国語を苦手にする受験生から御三家受験生まで顕著な効果を上げている。当会の国語指導では代表的な講師の一人。
 
(最近の合格実績)
筑波大付属駒場・麻布・駒場東邦・栄光学園・聖光学院・慶応普通部・慶応湘南藤沢・早稲田実業・海城・洗足学園など。

―先生の成功例というと、国語への苦手感を払拭して見事に聖光学院合格に導いたO君が浮かびます。

O君は国語が苦手というよりも「国語を勉強することが苦手」。国語にとにかく時間をかけていませんでした。また、聞いてみると「文章を読むのが面倒くさい」と言うんです。ですから私の指導では文章をとにかく音読してもらいました。すらすら読むためには文意を捉える必要があり、最初はいやいやだったようですが、もともと能力のあるお子さんですから、順調に伸びて行きました。音読力がつけば黙読で読み取る力も必ずつきます。6年生にもなると音読を嫌がる生徒も多いですが、僕は将来のためだから、と言って必ず音読を履行してもらいます。

―成果が出にくい国語の指導で先生の指導実績は抜群ですね。その秘訣はどこにあるのでしょう。

藤木 国語の場合は、結局答は文章の中にあります。要はそれをいかに見つけ出すか。言ってみれば国語力とは「何かに気づく能力」と言えます。漠然と「読む力をつける」という目標設定ではなかなか点数に結びつきませんね。それから選択肢問題は攻略の方法がありますから、それを徹底的に伝える。その辺りが得点力が伸びる結果につながっているのでしょうか。

―やりとりを大切にする指導ですね。

教える方が一方的にしゃべっても国語だめです。とにかくお子さん自身にできるだけしゃべってもらう。問いかけて、答えてもらう。それによって読みを深めたいと考えています。

―その点では塾の指導は限界がある、と。

僕も塾講師を長年していたので、塾を全否定する気はありません。ただ、一対多数のスタイルでは、全員とやり取りをしながら文章の読みを深めていくことは無理です。どうしても一方的な知識の伝達になりがちで、そういう意味では限界はあるでしょう。


渡辺奈津紀(わたなべなつき)
担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)

学生時代から家庭教師として受験指導に携わりキャリアは20年近い。生徒の心をつかみ、上手く乗せながら意欲をかきたてる指導術は抜群の安定感を持つ。朗らかな性格で生徒からもお母様からも信頼の厚い講師。
 
(最近の合格実績)

雙葉・白百合・立教女学院・頌栄女子・大妻・香蘭女学校・東京女学館・山脇・東邦大東邦・日大二・国学院久我山・森村学園など。
  

 
-普段の指導における心構えを教えてください。

 
教える側が生徒の限界を決めてしまわない、ということです。私たちは最初にご父母からお聞きした志望校に合格させるべく指導をするわけですが、中には「もっと伸びるんじゃないかな」と思うお子さんもいます。そんなとき「ここまでで十分」と教える側が思ってしまったら、その生徒の成長は止まってしまうと思うんですね。

-昨年、共立を目指して受験勉強を始めて、最終的に東洋英和に受かったWさんがまさにそのタイプでしたね。

6月の指導開始時は算数の偏差値が45前後で、ご両親は「共立に受かれば上出来」とのことでした。でも、彼女の偏差値が低迷していたのは塾の方針が合っていなかったからで、私が担当してからはどんどん伸びてくれました。途中で「これならもっと上が狙えるな」と。そこでご家庭もお子さんも妥協しないでついてきてくれたことが大きかったですね。

-先生はお母様からの信頼も厚いですね。何か秘訣はあるのでしょうか。

秘訣、というほどのものはありません。同性で年令も近いお母様が多いので気安く話しやすい、という点が一番なのだろうと思います。お母様はご家庭の中でご心配を一身に引き受けられていることが多く、だいぶご心配が募っている場合が多いので私と話すことによって少しでもそれが軽減できれば幸いだと思っています。
 
-生徒の良いところ、できたことをお母様にお話しするように心がけている、とのことでしたね。

そうですね、お母様はどうしてもお子さんの足りない点、出来ていないところをクローズアップしてしまいがちです。そこで私が「あれもできませんでした、これもできませんでした」というのは状況を悪くする一方だと思っています。「良いところを見つけて伸ばす」というのがモットーです。
 


田崎 隆敏(たさきたかとし)
担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)
国立大学の理学部から大学院の理学研究科を修了した理系科目のスペシャリスト。穏やかな性格とソフトな物腰で生徒との信頼関係を築くことに秀でている。強い責任感を持ち主で、妥協を許さない指導は例外なく高評価を得ている。

(最近の合格実績)
筑波大駒場・開成・麻布・駒場東邦・渋谷幕張・慶応普通部・女子学院・雙葉・豊島岡女子・浦和明の星女子・早稲田・海城・芝・市川など。

―夏休み前から指導を開始、偏差値が10近くのびて駒場東邦に受かったM君の指導を振り返ってください。
 
彼は近所の小規模塾に通っていたのですが、使用している教材が志望校のレベルに合っていませんでした。塾の教材はほぼ解けるのですが、少し骨のある問題になると手がかりが見つからない状態でした。そこで私のほうで教材を用意して持参しました。

―見事、念願かなって駒場東邦に受かった直後、大変な感謝の言葉をM君のお父様からいただきました。

大役が果たせてほっとしましたが、M君は僕がヒントを出そうとするとそれおを制して自分で解こうとするお子さんでした。あそこまで伸びたのは彼のそんな負けず嫌いの性格も大きかったですね。

―普段、心がけていることを教えてください。

答えが合っている時こそ解き方・考え方をきちんとチェックする、ということでしょうか。答えは合っているものの、非常に非効率的なやり方をしていたり、あるいは感覚で解いていたりしていることがあります。すると応用力を養成する段階でマイナスになりますから、その都度きちんと正しい解法を解説しています。

―理科の勉強について助言をいただけますか。

物理・化学ではその問題の難度自体は算数に比べるとさして難しくはないのですが、「輪じく」とか「電圧・抵抗・電流の関係」等になると難しく捉えすぎているように感じることがあります。例えば電気の問題なら電圧が一定の時の残り二つの要素は反比例の関係で、道のりが決まった時の速さと時間の関係と同じです。ところが回路の話になると突然、分からなくなってしまう生徒が多いんですね。覚えなければならないことと、理屈を理解すればすべてに当てはめることのできる法則と、その二つがごちゃまぜになっている印象を受けますね。その辺をうまく整理できるとぐっと伸びます。


中川麻紀子(なかがわまきこ)
担当教科:国語・社会

(講師プロフィール)
文学部国文学科出身の国語指導の専門家。明るい性格と、「歳の離れたお姉さん」的な親しみやすさで抜群の人気を誇る講師。

(最近の合格実績)
 東洋英和・学習院女子・吉祥女子・洗足学園・香蘭女学校・恵泉女学園・三輪田学園・共立女子・跡見女子・森村学園・神奈川大付属・横浜女学院など。

―今までの指導を振り返って印象に残るお子さんのお話をしてください。

数年前に担当したRさんは時間があれば本を開いているようないわゆる「本の虫」でした。また長編のファンタジーを自分で書きためているちょっと大人びたお子さんでした。ところがのテストになると点が取れないのです。話を聞くと「自分の読み」にこだわってしまうんですね。「こういう時はこう考えるはず」と決めてかかると他の意見は一切受け付けない、というところがありました。
 
―どう対処したのですか。

まずは彼女を認めることから始めました。「あなたの読みはとてもいいよ」と。「でも、それでは点にはつながらないよ。せっかく読解力があるのに発揮できないはもったいないよね」と話しました。すると「この人は頭ごなしに否定しない」と安心してくれたのか、徐々に信頼関係が築けました。あとは文章の根拠となるところを示しながら、「ここでこう書かれているということは、××なはずだよね」と少しずつ読みの尺度を合わせていく指導をしました。もともと根本的な国語力はあるお子さんでしたから、一度殻を破ってからはどんどん伸びました。11月には模試で国語が70を超えてようやく安心できました。

―国語嫌いな受験生にアドバイスをお願いします。

国語が苦手な生徒は算数や理社を優先して勉強してしまい、結局国語は手をつけないまま、というケースが多いようですね。あるいは漢字や知識の勉強をしてお茶を濁してしまう、とか。特に国語嫌いなお子さんは、「嫌いな長文問題こそ真っ先にやる」というような決め事を作るといいかもしれません。

―応用力をつけたい受験生にお薦めの教材はありますか。
 
国語が得意なお子さんは早い時期からどんどん入試問題に取り組んで欲しいですね。解けるのなら5年生からチャレンジしても全然構わないと思います。  


斉藤奈緒子(さいとうなおこ)
担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)
元大手塾講師の経験を生かし、15年以上に渡って専門家庭教師として活躍中。上位校・難関校に多くの合格実績を持つ。その大らかで明るい人柄とメリハリのある熱心な指導は特に女子受験生に慕われている。中学受験全般に精通しており、受験生のみならずお母様の信頼も厚い講師。

(最近の合格実績)
雙葉・慶応湘南藤沢・浦和明の星女子・吉祥女子・晃華学園・立教女学院・学習院女子・東洋英和女学院・洗足学園・光塩女子・頴明館・東京純心・国学院久我山など。

―先生にはかなり厳しいスタートからお願いする場合もありますね。

特に吉祥女子に合格したMさんがそのタイプでした。彼女は第1志望校の偏差値と10以上離れていましたが、先生が「何とかなると思う」と言い続けていたのが印象深いです。
彼女のまじめさに期待できると思ったからです。確かに成績は低いのですが、よくよく聞いてみると、わからなくても塾の先生に言われたことを全部やろうと必死でした。ご家庭とじっくり話し合って出した最終結論は「努力するまじめさを空回りさせないためにも、塾の算数の授業を欠席しましょう」ということでした。膨大な宿題から解放されたところで、基礎教材を5年生の1学期から全部勉強し直し、ぐらついている基礎をあせることなく徹底的に積み直したことがよい結果につながりました。

―生徒に対してのメンタル面でのフォローにも長けている、というイメージがあります。

勉強への動機づけを明確にすることが大事です。以前「勉強したくない」と連呼するお子さんに改めて受験する理由を聞いたことがあります。そうしたら「どうしても公立中学に行きたくない」と。「だったら受かるように頑張ろうよ」と話し合いました。それをきっかけに自覚が深まったことが成績上昇につながった姿を見て、動機づけの大切さを再認識しました。

―ふだんから気をつけていることはどのようなことですか。
 
お子さんのストレスがすると成績もダウンします。だから「そんなに抱え込まないで」というメッセージを発信していくことが大事だと思っています。心をよい環境において受験に立ち向かえるように、距離が近すぎないように遠すぎないように寄り添いながら能力を一緒に伸ばし、ゴールに飛び込むお手伝いをできたら幸せです。


下田 善也(しもだよしなり)
担当教科:算数・理科

(講師プロフィール)
元大手塾専任講師から10年前に専門家庭教師に転進。以来、とりわけ男女御三家・早慶などの難関校に抜群の実績を残している。熱心で粘り強い指導が持ち味で確実に結果の出せる人気講師。生徒の適性を見抜く力は抜群。

(最近の合格実績)
筑波大駒場・麻布・武蔵・桜蔭・女子学院・豊島岡女子・駒場東邦・慶応中等部・慶応普通部・早稲田実業・海城・芝・巣鴨・浦和明の星女子など。

―下田先生には桜蔭に合格したKさんの指導を5年生からお願いしました。
 

Kさんは非常に活発で頭の回転が速いお子さんでした。ただ独断専行の自己流で問題を解いてしまう面が見受けられ、またミスが非常に多いことも不安材料でした。

―お母様も「とにかくミスが多いので、成績のアップダウンが激しくて心配です」とのことでした。

気持ちが先走って問題をきちんと読まずにバーっと解いてしまうんですね。これは本番では手痛い結果につながります。ですから図や線を書くといった地道な解き方を習慣づけようと指導したのですが、本人はとにかく面倒くさがり屋さんで手を焼きました。
 
―自己流や勘で解いてしまうのは、できる子の落とし穴でもありますね。

それでは問題が難しくなってきたときに対応できなくなること、中学以降の数学の勉強にもマイナスになることを言い続けました。時間はかかりましたが、「ていねいに解く」ことをようやく受け容れて、ケアレスミスも少なくなったことが合格を後押ししました。
 
―塾の講座を取りすぎてオーバーワークになるご家庭もありますがそのあたりはどのようにお考えですか。

そうですね、家庭教師で伺っているご家庭でも実は塾をやめたいというケースが複数あります。あるいはオプション講習に通うことに疑問を持っていたり。これは一概には言えないことですから、お子さんの状況を考えて、「夏合宿は不要です」とか「オプションはやめてその時間を弱点補強に当てましょう」など、ケースバイケースで答えています。

―普段心がけていることを教えてください。

先ほどの塾との関わり方とも関係しますが、その生徒にとっての優先事項は何か、なかなかご家庭は冷静に判断できないでしょうから、その辺を助言するようにしています。結局塾の成績が伸びても志望校に落ちては意味がないですから。

 

 
 

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