 K.Mさん（高校３年生） |
吉祥女子
―まず、吉祥女子というのはどんな雰囲気の学校でしょう？
一言で言えば「元気系」。パワーがある人が多く、勉強だけではなく文化祭・運動会・球技大会などの校内行事も全力を傾けて取り組みます。
―「吉祥女子に合うタイプ、合わないタイプ」というのはありますか？
多様なタイプの人が通う学校なので、合わないタイプというのは考えづらいのですが、強いて言えば「冷めたタイプ」でしょうか。みんなが泥臭く目標に向かって突進するので「よくやるよね」みたいに高みの見物をしていると、その人が浮いてしまうかも。
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「女性の自立した生き方を考える」という観点から教えてくださる保健体育や家庭科の授業はとても充実していると思います。生命の尊さ、子を産み育てることについて深く学び、印象に残る授業でした。また私の中1 のときの現代文担当の先生がとても特色ある授業を展開されていました。最初は教科書の内容に沿った話をされているのですが、そこから発展して話がどんどん広がっていって、作家のエピソードや時代背景などを詳しく話してくれました。授業時間があっという間だったことを覚えています。
正課の授業以外に希望すれば課外授業を受けることが出来ます。バレエ、茶道、着付け、ピアノ、バイオリンなどがあります。
―校則は厳しいですか？
普段の学校生活で校則を意識することは余りありません。服装や所持品の検査などもありませんし。頭髪について言えば染めたりパーマをかけることは禁止です。スカートは短すぎると注意されることがあります。
― 吉祥女子は制服にオプションでズボン（スラックス）がありますね。
はい。でも、購入する人はクラスに一人か二人だと思います。実際にはほとんど見かけません。
― カフェテリアについて教えてください。 人気メニューは何ですか？
カフェテリアが使えるのは12:30 〜 13:20 の昼休み時間と放課後です。高校生だけでなく中学生も利用出来ます。一番人気のメニューはラーメンです。あとは日替わりランチやパスタなども人気があります。だいたい値段は200 円台から400 円くらいまでです。手作りのプリンはとてもおいしくお奨めです。
―宿題はどの程度でますか。授業のレベルは？
宿題はこなすのに必死になる量、という感じはないです。英語や古典は宿題をするだけではなく、予習として本文をノートに書いておいたり、英単語や古文単語の意味を調べておくことは最低限必要とされています。課題をきちんとこなし予復習を怠らず行えば、自然にかなりの学力はついていくと思います。
―進級・落第の基準は知っていますか。ついていけずに転校する人はいますか。
中学校の3 年間は全員が進級できます。高校に上がる段階で他校に行く人は数名います。といっても勉強についていけないというよりは学校全体の雰囲気になじめない、という感じです。吉祥では日頃の提出物も重視され、きちんと提出物を出していれば多少テストで失敗しても救ってくれます。
―塾や予備校にはどの程度の割合の人が通っていますか？
中学生のうちは半分弱だと思います。高校2 年生になると非常に多くなり、高3 ではほとんど全員が塾か予備校に通っているそうです。高3 になると選択科目が増えて、午前中で授業が終わる日も何日か出てくるようなので、それも関係していると思います。
― あなた自身の夢を教えてください。
私は英語が好きなので、将来はTOEIC や通訳などの資格を取り、英語が使える仕事をしたいと思っています。できたら大学の間にアメリカかイギリスの大学に留学してみたいです。
―最後に、吉祥女子を目指す未来の後輩にメッセージをお願いします。
吉祥生はとにかく元気で、行事が大好きです。運動会の盛り上がりはまるで男子校のようです。私はクラブ活動や学校行事に共に打ち込む中で心から信頼できる友人が何人もできました。先生方もとてもフレンドリーで、相談しても親身になってくれます。吉祥女子に来れば「楽しむときには思いっきり楽しみ、勉強するときは一生懸命勉強する」というメリハリのきいた学校生活が必ず送れると思います。自信を持って受験生にお奨めできる学校です。