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2020年度入試「当会だから合格に導けた指導例②」

2020.02.17

※個人情報保護の観点から、氏名をイニシャルでご紹介しています。

成功例②「土壇場の指導が実を結ぶ」

~1月・埼玉入試終了後からの指導で大妻中の合格を掴む~

23区北部にお住まいだったBさん(女子)のご家庭から家庭教師の依頼を受けたのは1月半ばのことでした。埼玉受験で合格は出たものの(浦和実業中)、塾の先生から都内入試の目安として示されていた特待合格には届かず、親子で「ちょっとした不安」を感じていたそうです。追い打ちをかけるように、第1志望である大妻中の過去問では一向に算数の点数が上がらず、家族で話し合って「家庭教師をつけよう!」との結論に至りました。

お母様にお会いし、お子さんの状況、講師に対する細かなご要望をうかがい、面談も間もなく終了、といった雰囲気のとき、お母様はぼそっとこんな言葉を口にしました。

「4月の初めに体験授業を受けさせてもらったんです。その時は家族で話がまとまらなくて・・・。でもこの時期になって、やっぱり家庭教師の先生の指導が必要だと感じました。」

毎年当会は最後の最後まで受験生の受付を締め切りません。最後の1日でも受験生の実力は伸ばせるからです。

派遣された講師は、ご家庭からの要望に基づき、第1志望である大妻中の過去問の解き直しを中心に、得点できていなかった立体図形や規則性などの単元の復習を塾のテキストを使って行いました。1月は、もはや模擬試験も設定されておらず、実力がついているのかどうか判断することも難しい時期です。指導を受け実際に問題を解き、「わかった!」と笑顔を見せるお子さんの様子を見ても、お母様は疑心暗鬼(笑)だったとのことでした。

指導の効果か、過去問の点数も徐々に上昇しましたが、4科目の合格最低点にはわずかに届かないまま入試を迎えることとなりました。(本人はそれなりに自信を掴んでいたそうですが、お母様は最後まで不安だったそうで、午後受験の押さえ校の選定を抜かりなくしっかりとなさっていたのが印象的でした。)結局、そんなお母様の心配をよそに本人は初日(2月1日)の午前入試で無事大妻中の合格を手に入れました。その勢いで午後入試でも合格し、受験終了となりました。

土壇場で家庭から依頼を受け、実際にご父母の方のお話をうかがうと、どのご家庭からも必死さが伝わってきます。最初にお会いさせていただく我々スタッフも、実際に指導する講師も、「何とかしてあげたい」という気持ちです。

当会は年度初めのこの時期でも、入試直前の時期でも変わらずに、1回の指導を大切なものと考えています。ぜひご相談ください。