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2020年度入試「当会だから合格に導けた指導例③」

2020.02.20

※個人情報保護の観点から、氏名をイニシャルでご紹介しています。

成功例③「開成中合格にこだわったプロの指導」

~模試の成績は振るわず、憧れの志望校合格は夢と終わるのか?~

埼玉県南部に在住のC君。当会で5年生の夏から指導を開始しました。4年生のスタートから大手進学塾のS塾に通い、成績も4年生の1年間は4科目で偏差値60台半ばをキープ。お子さんの志望校である開成中をお母様も意識していました。

S塾にお通いの方にとってはよくあるかもしれませんが、5年生から課題の負担がじわじわ重くなってきます。「何から手をつけていいのかわからない」という状況に陥り、当会にご相談にいらっしゃったのが2年前の6月でした。この時には偏差値も4科で60を割り、55前後まで下降していました。

当会は早速御三家の合格実績が豊富なベテランの講師を派遣し、算数の指導を開始しました。

が、毎月のテストでも組分けテストでも、成績は上昇の気配を見せません。心配になったお母様に講師が伝えたアドバイスは以下の通りでした。

①お子さんが自信を失くしてしまっているので、ここは基礎的な問題から課して自信を取り戻すのが先決である。(この時、お子さんの算数は「応用問題や初見の問題に対しては滅法弱い」という状況でした。ご父母も「これでは開成中合格は流石に厳しいのでは?」と悲観的に捉えていました。)

②お母様が不安になるのも十分理解できるが、簡単な問題でも自力で解けたら思いっきりお子さんを褒めてほしい。褒めて伸ばすのが鉄則である。

③例えば「組分けテストで一つでもクラスを上げる」など目先の目標も大事だが、志望校に受かるのが本当の目標のはず。その目標に向かって焦らず地道な努力が必要である。実力がついてくれば結果としてクラスも上がる。

そして開成中の合格を狙うのにもう一つ「4教科のバランスを取ることが非常に重要である」とお母様に伝えました。

この講師自身は理系教科の指導を任されていましたが、自分の担当外の科目まで含めてアドバイスを行いました。また、併願校に対する対策はほぼ考えず、開成中に的を絞った対策に集中しました。

C君は1月の栄東中の東大特待クラスでは合格できなかったものの、2月1日の大本命、開成中で見事に合格を果たし、憧れの志望校に進学します。まさに「綱渡り」の指導となったものの、お子さんの夢を叶えた非常に印象深いエピソードです。開成中の合格を引き寄せる指導力はもちろん、ベテランならではの豊富な指導経験が為せた業です。

勉強の指導に終始せず、志望校合格に向け、他教科を巻き込んだ学習アドバイスまでできるのが本物のプロ講師です。ご興味のある方はぜひご相談ください!