新着情報
2022.03.08
6年生になると勉強の難易度が高くなります。これまでの学習をふり返るのがこの時期。「身についていないな」と感じるところを復習し、補強につとめます。ぜひ、試してほしい取り組みを紹介します。
知識事項を出題する学校の場合、「例年の傾向」があります。志望校がかたまっているなら、どのような部分をおぎなうのがいいのかをチェック。夏ごろまでには身につけておきたいですね。
「本文中のこまかい部分や、設問の条件を読みとばす」「先に設問を読み、問題文は正答に結びつきそうだと思ったところしか読まない」―。こんな具合に出題と向き合うくせがつき、問題文や設問の意味を正しく読み取れない受験生が少なくありません。問題文と設問を音読するのが対策の一つです。保護者が聞き、内容に対して質問すると、さらに効果が高まります。
安全におこなえる家事を保護者が選び、手順を教えて受験生が一人で取り組むという手法です。受験生が「こういう方法でいいのかな?」と、自身で判断するのがポイント。実際の入試では「この問題をいま解くべきか、あとにまわすべきか」「この方法で解くべきか、別の解法があるのではないか」などと、自分で判断しなければならないことがたくさんあります。家事や手伝いを利用し、判断する力を高めてください。
いかがでしょうか。中学受験を乗り切るためにはお子さん自身の「自分で考え、判断する力」が不可欠です。勉強以外の日常生活の中でもそういった力を養うことができる場面は多々あります。ぜひお役立てください。次回は「算数編」です。ご期待ください!