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3月7日朝日小学生新聞に当会記事が掲載されました③

2022.03.10

理科「計算問題は解法パターンを徹底」(和光講師)

指導した生徒がこの春の中学入試で志望校に合格しました。その結果から手ごたえを感じた学習法を紹介します。この時期から計算問題について練習するのです。

塾では5年生の後半から力学や電流、水溶液などの問題で計算が求められるようになります。物理分野や化学分野の計算は苦手意識をもつ受験生が多く、具体的な対策に取り組まないうちに本番の入試をむかえるという例も少なくないようです。

でも、理科の計算はそれほど難しくありません。

 「単位をそろえ、比のかたちをつくる」という手順で解答できます。配点も高めなので、計算問題を「武器」にすれば、大きな得点源になります。

勉強法はシンプルです。塾の教材や、これまでに受けたテスト、志望校の過去問などから計算の問題を選びます。そして「比の対象となる事象をみつける(重さ、体積など)→単位をそろえて比にあてはめる→公式通りに計算する」。これをくり返します。「手がおぼえている」というようになるまで徹底するのが大切。取り組みの成果は秋以降に実感できると思います。

知識事項の暗記では、分類を意識するのがポイントです。生物分野では植物、地学分野では岩石といった具合に種類ごとに整理してみます。これらを表にまとめておぼえると、記憶に定着しやすいようです。テキストを用い、オリジナルの穴うめ問題を自分でつくるという方法も試してみてください。