晃華学園中学校 (東京都調布市) | 学校探検 | ||||||
晃華ライフ―部活動・学校行事・学校生活―
そうです。中1から高2まで一緒です。ただ体力差もありますので、中学生の中では中3が責任者となっています。 ―参加率はどの程度ですか。 中1でほぼ100%です。課外授業や同好会も含めると参加率は高いです。 ―課外授業に関して、聖歌隊・華道・茶道・書道・謡曲仕舞・コンピュータ・仏語の7講座あるとのことですが、これは正課の1時間の授業なのですか。 いいえ、放課後の活動で授業ではありません。イメージとして部活動に近いのですが、講師の先生をお招きして行います。 ―高1の夏休みにはイギリス語学研修に行かれるのですね。 希望制なのですが、中1から費用を積み立てるなど準備をしてほとんど参加します。今年度はチェルトナムに3週間強の研修を行いました。 ―土曜日の扱いはどうなっていますか。 原則第2・第4土曜日がお休みです。授業のある土曜日は1・2時間目を同じ科目にし、3・4時間目をロングホームルームにしています。
―体育祭や文化祭について特色があれば教えて下さい。 体育祭は体育館が完成するまでは千駄ヶ谷の東京都体育館で、隔年で球技と陸上に分けて行ってきました。中学・高校それぞれクラス対抗で1日盛り上がります。今後は完成した体育館を中心に本校で実施します。文化祭も校舎建て替えの関係から展示中心で、今までは舞台を使ったものは別の場所で非公開の形をとっていました。 ―修学旅行など校外学習については如何ですか。 中2の終わりに京都学習旅行があります。高2の終わりに平和学習として広島・長崎に行きます。年によって韓国に行くこともあります。 ―ボランティア活動を重視されています。 かつては中1からロングホームルームの時間を使い手話や点字や車椅子の押し方などを学んで、それを土台にして中3・高1の夏休みに受け入れ先も自分たちで交渉して行ってきました。ただ最近は近隣地域の方々にもっと喜んでいただくことはできないか、ボランティアなので高校生が責任をもって学年を取り払って縦の関係で活動できないかなど、ボランティア活動のあり方を変えていく時期なのではと考えています。 ―「ベル授業」とはどのようなものですか。 ベル授業というのは昔からあり、50分の授業時間を無駄なく使うためベルが鳴ったら授業を始めるという当たり前のことなのです。授業前後の起立・礼というのは教えてくださる先生に礼をつくすという意味ではいいのですが、生徒にしてみれば一日中立ったり座ったりでなんだか時間がもったいないということになりました。呼吸法というのも大事で、生徒たちは座っている状態で腰骨を立てて呼吸を整えて鼻からすって口からはく、静かに目を閉じて休み時間の喧騒を振り払い集中力を高めて、教師が「はい始めます」と言ったら目を開けて授業に入る、授業が終わったらほんの少しの時間ですけれども黙想することによって切り替えていく。これは訓練しないとできないので中1から始めています。教師も評価していますし、生徒たちにもよかったのではないかと思います。
―校則に関して伺いますが、携帯電話の扱いやアルバイトについてはどうなさっていますか。 携帯電話の学校内への持ち込みは禁止、アルバイトも禁止です。 ―スクールカウンセラーは常駐しているのですか。 創立当初から常駐しています。常駐のカウンセラーが2名とあとは交替でカウンセリングにあたります。中1では問題のあるなしにかかわらず一斉面接をして、カウンセラー室はどんなところか利用の仕方を教えます。年間でのべ何千件という相談を受けます。最近の傾向としてはグループでやってきてその日の出来事を話したりして、そこで発散して帰っていく場合も多いようです。もちろん親御さんからの相談にも応じています。 ―不幸にして学校に来ることができない生徒がでてしまった場合、どのような対応をされていますか。 例えば、保健室やカウンセラー室なら大丈夫であればそういうところから始めて、ケースバイケースで受け入れています。 |
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