晃華学園中学校 (東京都調布市) | 学校探検 | ||||||||||||||||||||||||
進路・入試
英語と数学は中2から習熟度別クラスにしています。結果的に高3までに大学受験に対応できる力をつければいいわけですから、生徒のタイプに合わせた進度で学習を進めています。AからDまで4つのグレードに分けて、大きな試験のたびにクラス移動があります。 国語に関しては高2の古典から習熟度別クラスにしています。 ―高2から進路別選択授業がとられているとのことですが、具体的にどのような形で行われていますか。 高2が始まる前に文系・理系・芸術系・体育系に大きく分かれ、高3になるとほとんどが選択科目になります。137名の生徒がいれば137通りの進路があります。137の講座は難しいですが、例えばある生徒が芸術系でパーカッションをやりたいということになると、学校は楽器を買ってくることから始め、可能な限りその生徒のための講座を開きます。中学のうちは自分の可能性にふたをしてはいけませんからあらゆる科目をまんべんなく受けます。高2で選択科目が増え、高3ではほとんどが選択科目になります。――大学の合格状況について教えて下さい。 東大が過年度も含めて4名、医学部13名と善戦しています。理系に進む生徒が増えています。
―浪人はどのくらい出ますか。 10数名です。どこも受からなくて浪人するというよりも、妥協できないのでもう1年という生徒が多いです。 ―中学・高校で塾や予備校に通っている生徒はどのくらいいますか。 中学については塾なしで学校の課題と部活動を両立することが基本と考えています。高校になると受験情報や刺激を求めて塾・予備校に行っている生徒も多いです。ただ、科目は選んで利用しているようです。 ―来年度御校を目指している受験生に一言お願いします。 大切な6年間を過ごす学校はあなたの人生に大きな影響を及ぼすでしょうから、やはり偏差値とか誰かに勧められたとか簡単な理由でお決めにならず、自分なりの晃華学園で学びたいという何か決定打をお持ちになって来ていただきたいと思います。受験前に文化祭や説明会などにぜひお出かけいただいて、気に入るところ気に入らないところたくさんあると思いますので、それをご覧になった上で本校をお受けいただきたいと思います。 ―本日は長時間、ありがとうございました。
取材を終えて お忙しい中、教頭補佐・広報部長を務められる畑容子先生にお話を伺いました。2007年迄で施設の整備も終わり、緑の多いキャンバスの中、木の温もりを感じる新校舎で授業が行われていました。先生は「新しい施設・恵まれた環境はもちろん大切で有り難いのですが、主役はそこで学ぶ生徒たちですから」とおっしゃって、学校案内のパンフレットの最初に卒業生や在校生の活動を紹介している理由からお話してくださいました。インタビュー本文では具体的なお話は半分位しかご紹介できなかったのが残念です。ぜひ、学校説明会や公開行事に参加されて、実際の晃華学園をご覧になることをお勧めします。
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