宝仙学園中学校 (東京都中野区) | 学校探検 | ||||||||||||||||||||||||
“心を育む”宝仙学園女子部
今年で創立80周年を迎えます。昭和3年に中野高等女学校として設立され、その後幼稚園から大学までを擁する総合学園となりました。 ―校風に関してはいかがですか。 女子部の方は女性らしくということですが、まず「品格のある女性」そしてその上に「高い学力と知性豊かな女性」に成長してほしいと願っています。 ―宗教行事について教えて下さい。 年に5、6回あります。入学してすぐに、お花祭りがあります。宗教行事は情操教育の一つで宗教行事を通じて宗教に対しての考え方を学ぶわけですが、大切なのは教義ではなくて、いわゆる人としての生き方、命の尊さ、他人に対する思いやり、そして自然に手を合わせる気持が生まれることなのです。人として当たり前のことを学び取ってほしいと思います。 ―週6日制と伺っていますが。 はい、土曜日は4時間の授業です。2時間がレギュラーの授業であと2時間にサタ・ゼミ(土曜講座)を行いますが内容は学年によって変わってきます。 ―クラブ活動は女子部と共学部では別ですか。 同じものもあります。バスケット、剣道、テニス、吹奏楽は共通です。 ―心のケアについてスクールカウンセラーは常駐ですか。 常駐というわけではなく非常勤で、来る曜日は決まっています。養護教員は女子部には2名置いており、心のケアはできると考えています。
―不幸にして学校に来ることができない生徒がでた場合どのように対処されていますか。 今のところはありませんが、カウンセラーをおいているので親子で又は生徒のみでもカウンセリングを受けてもらうことが可能です。相談内容は秘密が厳守されますので何でも話してもらい、生徒が教室に戻ることができるように期待しています。 ―中学から高校への内部進学について教えて下さい。 内部選考試験は行っていますが、外部に出る生徒は今のところおりません。 ―女子部に例えば特進コースというものを作らずに、共学部として理数インターという形をとられたのはどのような趣旨でしょうか。 80年という伝統のある女子部を残しつつ21世紀に活躍できる人材を育成する趣旨から男子にも門戸を広げて共学部とし、歴史のある女子校を残しつつ共学校を並立させるという新しい形にチャレンジしたわけです。 ―今後、女子部の募集を減らして共学部を増やすような流れを考えていらっしゃいますか。 それはないです。両者を大切な柱として並立してまいります。 ―定期テスト等で思った結果が出なかった場合の補習などはありますか。 あります。昨年は数学、英語について基礎・標準・応用といった進度ごとに補習を行いました。幸い今年は基礎のクラスが無くなりました。レベルが上がったものと考えております。
―AO入試について教えて下さい。 受験生にイベントや体験に来ていただき、AOエントリーシートに特技や活躍状況あるいは将来のことなどを記入して提出してもらいます。これに通過すると作文と面接を行って一定のレベルを確保して、学習意欲の高い生徒を受け入れていくものです。 ―大学の進学状況はいかがでしたか。 特進で四大が70%でした。来年からは特進留学、保育の実績も出てくると思います。総合進学コースでは指定校枠の推薦入学が88パーセントで指定枠校の数が在学者の数を超えているという状況です。 ―女子部を目指されている受験生に一言お願いします。 女の子だけの方がいい人にはぜひ来校してその雰囲気を見ていただきたいと思います。体験入学の機会もありますのでぜひ参加していただいてご判断ください。お待ちしております。
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