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Zoomを用いたオンライン指導の実例を紹介します

2020.08.20

当会では従来の対面指導に加え、オンラインでの指導も実施しています。

「家庭教師によるオンライン授業はどのようなものなのか?」というお問い合わせも多く頂いておりますので、その実例をご紹介します。

※現在指導中のこともあり、個人情報保護の観点から生徒の実名・塾名は伏せております。ご了承ください。

【CASE1】A君(小6・男子) 指導教科:算数  志望校:早稲田中

①指導のいきさつ

お問い合わせを最初に頂いたのは今年の1月でした。塾の年度も切り替わり、それを機に家庭教師の指導を依頼されました。当会は早稲田中の合格実績が豊富で算数専門に活躍している神山講師を派遣し、対面での指導を開始しました。

②学校も塾も休校になり、指導の見合わせを考えていた

3月に入り、新型コロナウイルスの影響が拡大し、学校はもとより、ほとんどの塾も休講になりました。A君のご両親もご心配だったようで、対面での神山講師の指導を続けてよいものか躊躇され、状況が落ち着くまでしばらく指導を休止したいとの申し出がありました。「受験は大事だが、家族に万が一のことがあってはもっと困る。」お父様のこの言葉、私共も痛いほどわかります。ですが、受験に対しての思いは捨てきれない印象でした。何とか力になれないか、講師も含めて考えを巡らせました。

③オンライン指導の開始、ご父母の結論は?

神山講師、そしてA君のご父母と何度も話し合いを重ね、私共はZoomを活用したオンライン指導を開始しました。そして「対面指導と同等の価値を持たせる。」この到達点だけを目指し、ご父母の協力を仰ぎました。

まず、指導希望の内容を予め講師の側に伝えていただきました。(具体的には、問題の写真を撮り画像をメールで講師に送っていただきました。)次に、「板書」(この場合は、講師が書いた図や式、考え方)を授業後にご父母宛に送らせていただくことで、指導後に家で復習する際のサポートも行いました。

また、神山講師による曜日・時間の決まった指導は週1回で行われていましたが、塾の課題など、どうしても早く解決したい(聞きたい)問題が出てきた場合、講師と連絡を取り合い、スケジュールが空いた時間にZoomを繋いで15分程度の追加指導(※1)ができるようになりました。

結果として1週間の学習量が増え、A君は6月に実施された塾のテストでも算数の偏差値が60台前半まで伸び(5年終了時は良いときでも55が精一杯でした)、ご父母からも指導をオンラインで継続する申し出を頂きました。塾の対面授業が再開された現在もオンラインでの指導が続いています。

④オンライン指導の思わぬ「副産物」

A君のご家庭はご両親ともフルタイムで働いていらっしゃいます。お仕事の都合で、指導の開始時刻にどうしてもご帰宅できないことがあり、お子さんしか家にいらっしゃらない状況で講師を家に上げるということが少しご不安だったとのことです。ですが、オンラインでの指導により、そういった不安要素がなくなったそうです。お子さんも学校で普段扱っているので、電子機器の扱いに慣れていたのも幸いでした。お子さんの勉強には関係ないのですが、ご両親は今まで以上にお仕事に集中できるようになったそうです。

今回ご紹介できたのはほんの一例ですが、ご家庭との協力の上、実りある指導を行ってまいります。

ご興味のある方はぜひお問い合わせください。

※1 「追加指導」となりますので、指導料は発生いたします。